市民交流サロン「小平流『ご近所の底力』」

講師 小平団地自治会副代表幹事林美奈子さん

 日高昭夫山梨学院大学教授に基調講演をお願いしていましたが、東北関東大震災の関連で同氏が出席できなくなり、小平団地自治会副代表幹事林美奈子さんから事例報告を受けるのみとなりました。しかし、当日は30余名の出席を得て、自治会活動のあり方について議論が盛り上がりました。まず林さんから、次のような説明がありました。
・小平団地はUR都市機構(旧住宅公団)の賃貸住宅で、約1700世帯が入居しているが、建設から40年以上を経、入居者も65歳以上が過半数と高齢化が目立つようになった。
・それで入居住民の暮らしを助けるため、自治会(加入率約65%)の内部組織として、昨年夏から「助け合いの会」を設けた。
・まず入居者からさまざまな家事を手伝う支援スタッフとして有償ボランティアを募り、利用希望者は30分以下の場合は200円、1時間以下の場合は500円の利用チケットを会から購入して支援を依頼することができる。
・このようにして同じ団地の住民同士が助け合うという安心と信頼のもとに活動する仕組みをスタートさせた。

 そのあと、自治会加入率が高く割合うまく回っている地域、役員が毎年交代し活動が低調な地域、自治会が存在しない地域などさまざまな出席者が実情を語り、熱心に改善策を語り合いました。行政、住民とも個人情報の取扱いに非常に厳しく、居住者名簿の作成すらままならないとの苦衷も多く述べられました。なお、小平団地自治会の場合特徴的なことは、順番に指名し毎年交代するような役員は設けず、自治会運営に熱意を持つ役員が長期にわたって関わっていく体制をとっていること、ほぼ毎週情報紙を発行し全住民に配布して意思疎通を図っていること等で、これらはこれからの自治会活動にとって大きなヒントになると感じられました。

 小平団地自治会発行の「さざんかニュース」や「小平団地助け合いの会」の利用チケット見本などが資料として配付されました。

開催情報

開催日時 平成23年3月26日(土) 14:00-16:00
場所 小平元気村おがわ東第二会議室
費用 無料
お申し込み方法 終了しました