補助金、助成金を受けるには

市民活動団体・NPOの資金調達

活動していくには資金が必要です。会費や事業収入はもちろんですが、他にも寄付金や協賛金、助成金、融資などの手段があります。

資金調達(会費、寄付・寄付金、助成金・補助金、事業収入)
資金は市民活動団体やNPOにとって大切な要素ですが、団体の性格、事業規模などによって必要な額、調達方法などが全く異なってきます。活動方針と照らし合わせて計画を立ててください。

【資金の種類と特徴】

(1)会費

会費は、活動の基本になるお金です。活動の規模、会員数、会員の状況などから金額を決めます。活動が広まっていった場合など将来を見越した金額設定を最初に行うことが大事です。目的が限定されていないので、自由な配分ができます。入会金を取る場合もあります。

(2)寄付・寄付金

寄付は、会の活動に賛同した人・団体から提供されるお金や物品です。イベント時のカンパや、バザ-品の提供など、比較的簡単にできる方法もたくさんあります。
近年注目されているクラウドファンディング(「クラウド(Croud):群集、大衆」と「ファンディング(Funding):資金調達」を組み合わせた造語)は、インターネットを介し活動や想いを世の中に発信し、その活動を応援したいと思ってくれた不特定多数の人々から少額ずつ資金を募る手法のことで、拡散性の高さによるPR効果も期待できます。
寄付を集めるためには、「活動への共感」と「使い道の情報公開」が何よりも必要です。寄付しやすい金額設定も大切です。「一口200円、何口でも」などの設定方法もあります。

(3)助成金

助成金は、主に行政、企業、財団から、一定の趣旨に沿った公益的な活動を支援するために提供される資金です。申請したからといって必ずしも助成を受けられるというものではありませんので、取れなかった場合のことも考えた資金計画を立てましょう。
それでは、助成金を申請するうえで、どのようなことに気をつけたらいいでしょう。

① 幅広く情報を集める
助成金に関する情報は、行政や関係機関の窓口に相談したり、以下のような支援団体などから情報を得ることができます。また、ほとんどの助成金情報は、助成金提供団体(企業や財団など)のホームペ-ジで公開されています。

・小平市民活動支援センターあすぴあ
URL:https://kodaira-shiminkatsudo-ctr.jp

・NPO法人小平市民活動ネットワーク
* 情報誌「連」の助成金情報(公民館・地域センターなどのチラシ棚にあります)

・公益財団法人 助成財団センター 
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-26-9 ビリーヴ新宿4F
TEL:03-3350-1857 FAX:03-3350-1858
URL:http://www.jfc.or.jp/

・東京ボランティア・市民活動センター(東京都社会福祉協議会)
〒162-0823 東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ10階
TEL:03-3235-1171(代表) FAX:03-3235-0050
Mail:center@tvac.or.jp
URL:https://www.tvac.or.jp

・シーズ・市民活動を支える制度を作る会(NPO法人)
〒105-0014 東京都港区芝四丁目7番1号 西山ビル4階
TEL:03-5439-4021 FAX:03-3926-7551
Mail:npoweb@abelia.ocn.ne.jp
URL:http://www.npoweb.jp/

・日本NPOセンター(NPO法人)
〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル245
TEL:03-3510-0855 FAX:03-3510-0856
URL:http://www.jnpoc.ne.jp/

・NPOサポートセンター(認定NPO法人)
 田町オフィス
〒108-0014 東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階
TEL:03-6453-7498 FAX:03-6453-7499

 協働ステーション中央(企画・運営:NPO サポートセンター)
〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町5-1 十思スクエア2F
TEL:03-3666-4761 FAX:03-3666-4762
URL:http://npo-sc.org/

・ソフトウェアの寄贈(TechSoup[テックスープ]によるNPO法人、公益法人、社会福祉法人を対象としたパソコン用ソフトウェア寄贈プログラム。)
URL:https://www.techsoupjapan.org

② それぞれの趣旨や特徴を良く理解する
「自分たちの団体がやりたいと思うこと」と「助成団体が助成金を通して実現したいと思っていること」を十分照らし合わせます。その際、助成の意図を読み取るには、過去の助成実績が参考になります。

③ 申込みの前に相談してみる
事前相談を受け付けているところもありますが、そうでなくても素直に自分たちの活動が助成対象になるかを事前に相談してみてもいいと思います。

④ 申請書を書く
*書き方の工夫で少しでもアピ-ル力のある書類を作りましょう。
まず書く前に、団体としての事業のねらいや目標をはっきりさせます。普段仲間うちで何となく分かり合っていたことを改めて確認し合う契機になり、自分たちの活動や事業の目的がより明確になります。従って、誰か一人が助成金申請に携わるのではなく、運営する立場にある人が複数関わるほうがよいでしょう。

(ア)しっかりした企画をたてましょう
現在はここまでできているが、助成金を受けられるとここまでできる、さらにもう少しあればこれだけのことができると複数のシナリオを用意しておきましょう。または、まずプロジェクトの全体像を語り、そのうちどの部分を助成してもらいたいかを明確にし、かつその助成だけでも充分意義があることを説明しましょう。

(イ)申請書を書きましょう
・誤字・脱字・日本語としておかしくない文章かなどに気を配りましょう。
・助成団体が定めた応募の条件、所定の書式、助成金額などの基本的なルールを守りましょう。題目は、内容が直感的にイメ-ジできるものがよいでしょう。
・そのプロジェクトが社会的にどのような意義があるか、またその事業の新規性、先駆性、独創性を、借り物の概念ではなく、自分の言葉で語りましょう。
・活動内容は、具体的にわかりやすく、簡潔な説明を心掛けましょう。つい長くなりがちですが、バッサリ切り捨てることで本当にやりたいことが見えてくるものです。
・最近の活動実績も重要な判断材料になるので、加えた方がよいでしょう。
・スケジュ-ルや助成金使途は、活動内容や方法との整合性があるかを検討し、現実的なものにしましょう。経費の予算立てがしっかりとなされていれば、作業の総量が見通せていることの現れともなります。
* 助成財団の間では助成金の二重取り防止のための情報ネットワ-クもできているようですから、同じ内容の申請書をあちこちにばらまくのは止めましょう。

(ウ)申請書を提出する前に
コピ-を取りましょう。内容について問い合わせが来る場合もありますし、選ばれなかった場合、なぜなのか分析を行うことが次につながります。

(エ)事業が終わったら報告書を提出
「助成金をもらうと報告書を書くのが大変」とよく言われますが、ただでお金をもらうのですから、しっかりした説明責任を果たすのは当然の義務といえるでしょう。
さらに、報告書とは別に、助成金を受けたことでどのようなことが変わったか、団体内部で振り返り、事業の成果と今後の課題を共有しましょう。これが、団体が成長するうえでの確実な一歩になるはずです。

(オ)助成金が受けられなかった場合
たとえ申請が通らなかったとしても、諦めずに申請してみましょう。採否は、プロジェクト内容の良否だけで決まるわけではなく、助成団体独自の優先順位の考え方や、たまたまその年度に類似のプロジェクトが複数応募されたなど、時の運もあります。

(4)補助金

市民活動への補助金は、行政が公益的活動の育成を目的として出されるものです。
小平市では「小平市提示型公募事業」などがあります。(受付窓口は小平市市民協働(市役所1階左奥))

(5)自主事業収入

有料の講演会セミナ-、冊子の販売などで収入を得る方法です。質の高い催しにはたとえ有料でも参加者が集まる例も増えてきました。リスクはありますが、企画力、実行力が試されるよい機会と思って実施してみてください。

(6)受託収入

指定管理者制度の導入、協働の推進などの社会的要因から、今後も増えてくるでしょう。事業が市報などで公募される例も増えてきました。

その他の補助金情報

民間の法人や団体でも補助金制度を設けております。
「民間の補助金情報」のページはこちらから

〈参考〉

◆NPO法人小平市民活動ネットワーク『市民活動ハンドブック◇小平版◇』2007年5月発行